「私もアダルトチルドレンでした」Vol.1:そもそも“親に問題がある”なんて思っていなかった私

こんにちは!

あなたを縛る
『心の癖をほどく』カウンセラー

【輝くわたし覚醒】メソッド
「心のトレーナー」こと、関口敦子(サリー)です。

「アダルトチルドレン」なんて、他人事だと思ってた

私が「アダルトチルドレン(AC)」という言葉に初めて出会ったのは、もう40代になってからのことでした。


正直、それまでは完全に「他人事」だと思っていたんです。

テレビで“親との関係で苦しんでいる人たち”の特集を見ても、

「そういう家庭もあるんだな」

くらいで、まさか自分のことだとは思ってもいませんでした。

そもそも私は、「親に問題がある」なんて、これっぽっちも考えていなかったから。


むしろ、「私の方がダメなんじゃないか」って、ずっと思ってた.

本当は毎日しんどかったのに、誰にも言えなかった

小さな頃から、「なんで私だけ、いつもこうなんだろう?」と感じることは、よくありました。

友達と遊んでも、なんだか心から楽しめない。

親と話すと、いつも気分が滅入る。

だけど理由は分からない。

毎日、何かに押しつぶされそうで、でもそれが何なのかも、うまく言葉にできなかった。

友達に相談することもほとんどなかったから、

「何考えてるのか分からない人」

と言われていたみたい。

恋愛にしても、ダメ男ばかり引き寄せてしまって、楽しいはずの20代が全然楽しくなかった。

でも、「私が悪いんだ」「私の性格が変なんだ」って、ずっと思い込んでたんです。

「アダルトチルドレン」「毒親(機能不全家族)」「愛着障害」の関係性

ここでちょっと、言葉の説明をしておきたいと思います。

「アダルトチルドレン」「毒親(機能不全家族)」「愛着障害」という言葉、あなたはきいたことがありますか?

実はこの3つは、支店や呼び名が違うだけで、共通する”根っこ”があります。

その根っことは・・・

「本当の自分を押し込めて、周囲に合わせて生きてきたこと」

そして、それらの関係性は

①「毒親(機能不全家族)」の元で育つ
  ⇩
②「愛着形成」に傷がつく
  ⇩
③大人になって「アダルトチルドレン」的な生きづらさが表れる

という流れで形成されていきます。

「毒親」という言葉に出会って、世界が少しずつ反転していった

そして私が「毒親」という言葉に出会ったのが、いつだったのか――正直、あまりはっきりとは覚えていません。


たぶん、ネットの記事の中だったと思います。


テレビで見た、という気もするけれど、それが最初だったのか、あとから見たのか、今となっては曖昧です。

ただ、その言葉が目に入ったとき、なぜか心がざわついたのははっきり覚えています。


自分の親のことを「毒」なんて、ひどい言葉。

そう思ったはずなのに、そこから目が離せなくなりました。

なんとなく調べてみたら、「毒親の特徴」というリストが出てきて、
読み進めるうちに、心がざわざわし始めて――


あれ?これ、私のことじゃない?って思ったら、いつの間にかその記事に引き込まれていきました。

「なんで親と話すと、こんなに気持ちが沈むんだろう?」


「“あなたのために”って言われると、どうしてあんなに苦しくなるの?」


今まで言葉にできなかったモヤモヤが、じわじわと輪郭を持ちはじめたような、そんな感覚でした。

それでも、「うちの親は毒親じゃない」と思いたかった

でも、すぐには受け入れられませんでした。


「だって、うちの親はいつも“あなたのために”って言ってくれてたし…」


「心配性で口うるさいだけで、本当は愛されてたんじゃないの?」

そんなふうに、何度も自分に言い聞かせていました。

でもその実、親と話すたびに、イライラしたりモヤモヤしたり。


「こうしなさい」「ああするべき」「それは非常識よ」

――そんな“正しさ”の押しつけに、心がどんどん萎縮していたのも確かでした。

気づいた今だからこそ、過去の私に伝えたい

でも、今なら分かります。


あの頃の私は、「親を責めたくない」とか「親のせいにしたくない」と思っていたのではなく、


“自分が悪い”と思い込んでいただけだったんだと。

そして、それが「アダルトチルドレン」という言葉でつながったとき、

初めて、自分の人生が「自分だけの責任」ではなかったことに気づけたんです。

これは、「親を悪者にする話」じゃない。


私が、自分自身の人生を取り戻すための、大切な第一歩だったんです。

同じ気持ちでいる、あなたへ・・・

私がこの体験をこうして綴っているのは、


「もしかして私もそうかもしれない」と感じているあなたに、


「あなたは一人じゃないよ」と伝えたいから。

次回の【Vol.2】では、もう少し踏み込んで


「“気づいた”そのあと、どうしたのか?」

について書いてみたいと思います。

あなたが本来のあなたらしく、輝いて生きられるようになるために・・・°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°