愛着障害とは?「4つのタイプ」とアダルトチルドレン・毒親育ちとの深い関係性

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こんにちは!

あなたを縛る
『心の癖をほどく』カウンセラー

【輝くわたし覚醒】メソッド
「心のトレーナー」こと、関口敦子(サリー)です。

「人との距離感がうまく取れない」
「大切にされているはずなのに、なぜか不安になる」

そんな“人間関係のモヤモヤ”を感じたことはありませんか?

その背景には、「愛着障害」と呼ばれる“心のクセ”が隠れているかもしれません。

この記事では、愛着障害とは何か、どんなタイプがあるのか、そしてアダルトチルドレンや毒親育ちとの関係について、わかりやすくお伝えしていきます。

愛着障害とは?

愛着障害とは、子どものころに育ての親(多くは両親)との間で「安心・安全な関係性(愛着)」が十分に築けなかったことから、

大人になっても人間関係に歪みが出やすくなる状態を指します。

たとえば、

本当は人に頼りたいのに距離を取ってしまったり、

相手の反応が少しでも冷たいと「嫌われた」と思い込んでしまったり……。

こうした“心のクセ”は、無意識のうちに私たちの行動や感情をコントロールし、「生きづらさ」につながっていることがあります。

愛着スタイルの代表的な「4つのタイプ」

愛着障害には、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。これは心理学の世界でも広く知られている分類です。

タイプ名特徴よくある傾向
安定型人との関係性を安心して築ける自分の気持ちも相手の気持ちも尊重できる
回避型距離を置きたがる・感情を抑える親密になると不安になり、逃げたくなる
不安型相手の反応に敏感・依存的捨てられ不安が強く、過剰に反応してしまう
混合型(恐れ型)親密さに対して恐れと欲求が交錯人との関係が極端で不安定になりやすい

この中で、「回避型」「不安型」「混合型」が、愛着障害の傾向があるとされます。

アダルトチルドレン・毒親育ちとの関係

アダルトチルドレン(AC)とは、機能不全家庭で育ったことで、大人になってからも生きづらさを抱えている人のこと。

毒親育ちも同様に、過干渉や無関心、支配的な親のもとで育った経験が、自尊心や対人関係に深い影響を与えています。

愛着障害は、こうした家庭環境と密接に関係していることが多く、

アダルトチルドレンや毒親育ちの方が、自分の「人との関わり方」に悩んだとき、

実はその根底に“愛着の問題”があることに気づくケースも少なくありません。

「自分のタイプ」を知ることが、第一歩

安心できる対人関係を少しずつ築いていくためには、まず“今の自分の反応”がどこから来ているのかに気づくことが大切です。

「私はどのタイプなんだろう?」と気づきを持つことが、癒しと再構築の第一歩になります。

そこで、自分のタイプを知るために、「簡単なチェックリスト」をご用意しましたので、気になる方はぜひ、やってみてくださいね!

【愛着障害タイプ別診断】チェクリスト

おわりに

愛着障害は「心の病気」ではありません。

ただ、子どものころに身につけた“生き残るためのクセ”が、大人になっても「心のクセ」として無意識のうちに続いてしまっているだけ。

そのクセに気づいて、少しずつ「安心・安全な関係性」を体験しなおしていくことで、人とのつながりも、自分自身への信頼感も育っていきます。

次回は、それぞれの愛着スタイルが「恋愛」や「仕事」にどう影響しているのかについても、くわしくご紹介していきますね。

あなたが本来のあなたらしく、輝いて生きられるようになるために・・・°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°